参考にしたもの

この企画を思いついたきっかけとなったもの。

まず、先生に進められて見た「you tubu」の映像である。
その中に「部屋中を紫のバルーンで埋め尽くし、それを男の人が孫悟空のニョイ俸のようなもので
わりまくる」という映像があった。その映像ではもちろんヘリウムガスも使用されて、文字通りそこらじゅうバルーンなのである。
結局男の人は風船の数に勝てず、しばらくわったあとあきらめて戻ってくるという映像なのだが、
これはなかなか実現できず、しかもおもしろそうな遊びである。やってみたいと思う人は多そうだ。


そしてもう一つ。同じく「部屋中に転がした黄色いバルーンの中にブルドックをはなし、大興奮で風船と遊んでいる
ところを人間が見て笑っている」映像。実際は犬だけがクローズアップで撮影されてて、人間は笑い声しか登場しない。
その犬がバルーンのかたまりに突っ込むとバルーンがぶわっと飛び散ったり、ひとつのバルーンを
追いかけてその勢いで壁に激突したりするのがとてもおもしろく印象に残った。
この映像ではヘリウムガスは使われていない。床に大量のバルーンが散らばっているだけ。
人ならバルーンに囲まれている感じはしないと思うが、犬の目線で見ればそこらじゅうバルーンにみえるのだろう。




それから「パッチ・アダムス」
この映画に中に友達のバースデイを祝うシーンがある。
部屋中がバルーンで埋め尽くされており、祝われる方はそうとは知らずに部屋のドアをあけると
バルーンだらけの部屋の中で声だけ聞こえる。バルーンをかきわけて部屋の奥に進むと
たくさんの友人が「ハッピーバースデイ!」とお祝いしてくれる、というもの。かきわけなくては進めないほどのバルーンに囲まれる。
そんな体験は一生に一度できるかできないかだ。ぜひやってみたい。
これはヘリウムガス使用。


これらの映像を参考に今回の企画を思いついたわけである。
「you tubu」の映像に共通するのは風船の色が統一されていること。人間は紫。犬は黄色。
1色だと結構な圧迫感がある。
「パッチ・アダムス」ではお祝いのシーンなので色とりどりの風船が使われている。


今回はバルーンの色を白黒の2色に統一してやってみることにした。
見る人の目にはどう映るんだろうか。