実験3

そこで思い浮かんだのはサンリオの店頭によくある、箱の中で風でぐるぐるまわっている
紙のくじびき。
あのような感じで風船が循環したら楽しいなと考えついた。
そしてそれを実行すべく、必要と考えたのは「扇風機」

もう考えたことはとりあえずやってみようというせっぱつまり感大。

とりあえず、扇風機を調達しようとしたところで同じゼミのTまきが到着。
やっぱり一人でもんもんとしてるより、見てもらって感想をいってもらったり相談したりする方が
安心するものである。


だいぶ元気になって、扇風機の実験に前向きに取り組む。
お借りしたのは70cmくらいの高さの普通の家庭用扇風機。
これうまくいったら、結構すごいんでないのー?という期待も盛り上がる。
扇風機のコンセントが電源に届かなかったため、バルーンの部屋を移動させる。
少しの距離でも大きいうえにバルーンが中に入っているので一苦労。

ようやくスイッチをいれるところまでたどりつく。わくわくしながらスイッチオン。
ぶおーというどんくさい音とともに扇風機が動き出す。首を振り出したので慌てて風が一方向に
流れるように扇風機の首を止める。

さて。しばらく大きな反応がみられなかったもののしばらくすると
部屋の片側に風船がたまってきた。
片側から風が流れてくるんだから当然の結果なのだが、私はそのたまったバルーンが
どうにかして循環するといいなと淡い期待をいだいていた。根拠なし。
しかし、たまったものはたまったもの。あふれだして飛び散るほどのバルーンの量もなく、
飛び散らせる風の強さもなく。

結果、扇風機の実験は夢の企画になってしまったのである。

どうしたものか。またまた悩む。。。